ケンペルの見た日本人の飲酒
「同行の日本人は旅行中、毎日三度食事をするが、さらに間食もする。まだ夜明け前、日本人は起き上がって着物を着るとすぐに、従って出発の前に一回目の食事をし、昼にはほかの旅館で二回目を、そして床に就く前に三回目の食事をとるが、それについてはすでに述べたように、日本人のために国内風に調理され大変おいしい。彼らは食事のあと酒を飲みながら歌をうたったり、あるいは(花札は禁止されているので)ほかの遊びや、順々に謎かけをして暇をつぶすが、そのとき間違ったり負けたりすると、一杯飲まなければならない。これに反してオランダ人は、食事を静かに食べなければいけない。…」
これは元禄4年江戸にのぼったケンペルの「江戸参府旅行日記」(東洋文庫)にある一節です。江戸初期も食後に酒を飲んでいたこと、武士は一日三度食事をしていたことなどがわかります。
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